国内最大手の芸能事務所が多数参加するメタバース推し活アプリ
項目 | 詳細 |
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スキーム | 事業譲渡 |
事業内容 | 俳優やアイドルなどの「推し」とファンとの新しい関係性を実現する推し活アプリを運営しています。リリース当初から、国内最大手の芸能事務所が多数参画しており、すでにアプリのコアユーザーも存在しています。 ■主な顧客 推し活を楽しむファンがアプリを使用しており、アプリ内のデジタルアイテムへの課金が主な収益源となっています。 ■製品サービス 俳優やアイドルなどのタレント(推し)を、独自の「ちびキャラ」規格で3頭身の3Dキャラクターに変換し、ファンがアプリ内の空間で自分の推しのちびキャラと3D空間上でふれあったり、着せ替えを楽しんだりできるアプリです。 ■製品・サービスの販売・提供方法 iOSおよびAndroidアプリとして提供しています。 ■事業の強み/差別化ポイント 俳優やアイドルなどのタレントを、独自の規格で可愛い3頭身の3Dキャラクター「ちびキャラ」に変換している点が、大きな差別化ポイントです。BTSのTinyTanやBlack PinkのZepetoなど、韓国アイドル市場で3Dの活用が進む中、いち早くこの取り組みを開始し、国内の大手芸能事務所との契約を実現しています。現在「ちびキャラ」はアプリ内のみで提供されていますが、今後はフィギュアやグッズなど、多様な展開の可能性も視野に入れています。 |
業種 | ウェブサイト・アプリ |
譲渡希望金額 | 2,000万円 |
希望金額の根拠 | 売却希望価格は、当アプリの開発にかかった投資額を基に算出しております。本アプリは国内最大手の芸能事務所が多数参画しており、国内でも類を見ない貴重な存在です。すでに獲得難易度の高い多くの芸能事務所と連携ができていることに加え、リリース間もないため、今後の成長可能性を十分に見込んだ価格設定となっております。価格交渉には応じる余地はありますが、大幅な減額は考えておりません。 |
経営者続投 | いいえ |
事業形態 | - |
所在地 | 東京都 |
設立年 | ‐ |
従業員数 | 5人以下 |
譲渡資産 | ウェブサイト・アプリ 国内主要芸能事務所とのネットワーク |
M&A交渉対象 | 法人、M&A専門家、個人(会社代表・役員)、個人(会社員・自営業等) |
自走可能 | はい |
重視する点 | 時期 |
譲渡理由 | 戦略見直しのため |
専門家 | - |
財務概要 | 売上高 0円〜500万円 営業利益 赤字 減価償却費 - 役員報酬総額 - 現預金残高 - 有利子負債 - 純資産 2,500万円〜5,000万円 |
評価 | C |
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コメント | (良い点) 俳優やアイドルなどの「推し」とファンとの新しい関係性を実現する推し活アプリの譲渡案件。リリース当初から、国内最大手の芸能事務所が多数参画しており、アプリのコアユーザーも存在。既に獲得難易度の高い多くの芸能事務所と連携ができており、俳優やアイドルなどのタレントを、独自の規格で可愛い3頭身の3Dキャラクター「ちびキャラ」に変換しているという差別化要因があることも魅力的なポイントの1つか。 (注意点) まずは、現時点で営業赤字になっている点が気になるところ。大手芸能事務所との連携があれば、著名な芸能人の利用によって収益化が比較的容易そうなイメージだが、何かしらの理由で利用に繋がっていないのだろうか。また、独自規格の3Dキャラクター含め、アプリの継続的な保守運用や開発をどのように進めていくのかも気になるところ。 (譲渡価格) 役員報酬総額や減価償却費が不明な点には留意が必要だが、現状が営業赤字であることを考えると譲渡希望金額の2,000万円はかなり割高な印象。不確実性の高い成長可能性を考慮することは難しく、その意味では将来性が加味された譲渡希望金2,000万円の妥当性を確認する難易度も高いだろう。 (取得後の経営) 未詳だが対象アプリの運用開始からそれほど時間が経っていないかのような記載もあり、これからビジネス基盤を整えていくフェーズと考えられなくもない。営業赤字ということもあり、取得後はかなり積極的に事業としての立ち上げをしていく必要がある印象。 (全体評価) 本件はアプリを開発をしたはいいものの、自身では収益化できなかった売主が投資回収のために売却を検討している案件と推察できる。譲渡希望金額はかなり割高な印象もあるが、対象アプリ取得後の黒字化が見えてくるのであれば検討の余地もあるのかもしれない。興味関心のある業者やエリアであれば、まずは実名開示依頼をして追加の資料情報を取得しつつ、検討を進めてみてほしい。 |
※1
この評価は、対象会社や事業、もしくはその関係者の評価を表すものではなく、公開されている限定的な情報をもとに株式会社Shylphが独自に判断するM&A案件としての評価です。案件への取り組みやすさや、取得後の経営の難易度等を総合的に判断して評価をつけていますが、案件成約を保証するものではなく、最終的にはご自身の判断で案件をご検討いただくことを前提としています。
※2
公開された限定的な情報をもとに株式会社Shylphが独自に判断しコメントしたものであり、その内容の正確性、真実性、網羅性等を担保するものではありません。
評価基準の明記
A:懸念点無し、すぐに案件検討進めるべき
B+:ほぼ懸念点無し、1〜2点確認して案件検討を進めるべき
B-:懸念点有り、懸念点を確認しつつ案件検討を進めるべき
C:多数の懸念点あり、多くの懸念点があり慎重に案件検討を進めるべき
D:案件検討しない方がよい、またはM&Aの案件ではない
No.240077
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