【輸出入EC】ファッション雑貨小売&卸。拡大余地大
項目 | 詳細 |
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スキーム | 株式譲渡 |
事業内容 | 【概要】 [輸入] (1)米国の主要なセクシーランジェリーメーカー、ハロウィングッズメーカーと数多く取引があり、ランジェリー、コスチューム、ダンスウェア、水着、ハロウィングッズ等をメーカーから直接輸入し、個人に販売。一部卸販売もあり。 自社サイトでの販売が中心であったが、2018年リストラ廃業予定になってからは、アマゾン中心に販売。自社サイトは販促等を行っておらず、基本的にリピート客のみ。 (2)海外工場でOEM製造するストッキング、ランジェリーの卸販売。 卸の固定客があるため、手間なく安定した収益が得られる。 自社サイトは受注発注中心で在庫リスクは少ない。 輸入における取扱商品は、OEM製造ストッキング、ランジェリー。 USブランドのセクシーランジェリー、コスチューム、ダンスウェア、水着、ハロウィングッズ等。 [輸出] (1)和雑貨等、主にメードインジャパンの商品を amazon USA, amazon Europeで販売。 (2)(1)と同じ商品および中古カメラをeBayで販売。 (3)今後の事業拡張を考え、自社サイトを Shopify で立ち上げ、外部マーケットプレースとも連携できるように設定済。 外貨建て販売のため円安局面では収益性があがります。 自社サイトは汎用性の高いShopifyで作成しており、eBay, Shopee, Wishと在庫の同期がとれるような設定はできています。 輸出における取扱商品は、日本メーカーの和雑貨、衣料品、アクセサリー、文具等。 中古カメラ(経営者個人が廃業後に備えて始めたもののため、譲受希望がない場合は、簿価で現金化可能です。) 【譲渡対象資産】 在庫,ノウハウ,ウェブサイト・アプリ,SNS/ECアカウント |
譲渡希望金額 | 2,800万円 |
事業形態 | 法人 |
所在地 | 兵庫県 |
設立年 | 1996年にECに参入 |
従業員数 | 5人以下 |
M&A交渉対象 | 未詳 |
重視する点 | 時期 |
譲渡理由 | 後継者不足のため(事業承継) 代表者の個人的理由で、廃業を前提に2018年にリストラして首都圏より移転。サイトも多数閉鎖しました。その後、状況変化があり、廃業を延期して営業を継続してきましたが、5期連続増収見込みとなり、廃業はもったいない、これをベースに事業の拡大を検討してくれる方もいるはずと判断して譲渡を検討するもの。一旦、廃業を検討してリストラしており、再度社員を増やしての後継者育成は検討していない。 |
専門家 | 無し |
財務概要 | 売上高 2,500万円〜5,000万円 営業利益 1,000万円〜2,500万円 役員報酬総額 0円〜500万円 金融借入金 なし |
評価 | B+ |
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コメント | (良い点) ビジネスモデルや取り扱い商品についてはより詳しく理解をしていく必要があるが、1996年からECに参入し、2018年には廃業前提にリストラをしたものの、その後、5期連続の増収見込みということで、長年の経験と知見、仕入先及び販売先(ルート)があり一定の事業基盤があると考えられる。 (注意点) 従業員数が5人以下となっているが、事業運営上必要な従業員も引き継げるのか確認が必要だろう。在庫の内容や保管方法、保管場所などもしっかりと確認しておきたいところ。 (譲渡価格) 役員報酬総額が0円〜500万円で金融借入金がなく営業利益が1,000万円〜2,500万円出ていることを考えると、やや役員報酬が少ないような気もするが、譲渡希望金額の2,800万円は妥当な水準に入ってくるだろう。 (取得後の経営) 事業運営上のキーパーソンを引き継げればある程度任せることができるかもしれないが、それでも一定程度の関与は必要だろう。 (全体評価) 現時点の情報では大きな懸念点は見当たらない。興味のある業種やビジネスモデルであれば、追加の資料情報依頼をして検討を進めて欲しい案件。 |
※1
この評価は、対象会社や事業、もしくはその関係者の評価を表すものではなく、公開されている限定的な情報をもとに株式会社Shylphが独自に判断するM&A案件としての評価です。案件への取り組みやすさや、取得後の経営の難易度等を総合的に判断して評価をつけていますが、案件成約を保証するものではなく、最終的にはご自身の判断で案件をご検討いただくことを前提としています。
※2
公開された限定的な情報をもとに株式会社Shylphが独自に判断しコメントしたものであり、その内容の正確性、真実性、網羅性等を担保するものではありません。
評価基準の明記
A:懸念点無し、すぐに案件検討進めるべき
B+:ほぼ懸念点無し、1〜2点確認して案件検討を進めるべき
B-:懸念点有り、懸念点を確認しつつ案件検討を進めるべき
C:多数の懸念点あり、多くの懸念点があり慎重に案件検討を進めるべき
D:案件検討しない方がよい、またはM&Aの案件ではない
No.220090
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株式会社Shylph(シルフ)では、個人M&Aの買い手に特化した伴走支援【M&Acompass】を提供しています。M&Acompassは、これまでM&Aの専門家のサポートが十分に届いていなかった個人の買い手向けの伴走支援であり、成約を目指すための戦略立案・案件探しといった初期的な工程からクロージングまでを支援するサービスです。
後継者不在などで事業承継の問題を抱えている企業や事業の譲受や引き継ぎに関するサポート体制も万全です。2023年からサービスを本格的に提供し始め、現在、入会者および成約者も増加中!!