SNSフォロワー約12万人、日本在住外国人向けの総合生活情報フリーマガジン(創刊30年)
項目 | 詳細 |
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スキーム | 会社譲渡 |
事業内容 | - 日本在住外国人向けの総合生活情報フリーマガジンの発行 (1994年創刊) - オンラインマガジン・SNSによる情報配信サービス - マーケティングコンサルティング - その他メディア関連のカスタマイズサービス ■主な顧客 日本在住外国人 在日外国人数3,223,858人が主な対象(2023年6月時点)。 また、急増する訪日外国人数も対象とする(2024年10月時点で過去最速で3,000万人を突破) ■製品サービス フリーマガジン :四半期に一度3万部発行 東京中心に配布先1,000か所 オンライン定期読者 :約6万人(平均150,000 PV) Facebookフォロワー :約2.3万人 ツイッターフォロワー :約2.2万人 インスタグラムフォロワー :約1.2万人 ■製品・サービスの販売・提供方法 フリーマガジンの定期発行、WebsiteとSNSによる情報発信 ■事業の強み/差別化ポイント ● 創刊30年の知名度とブランド力 ● 外国人観光客が集まるエリアに刊行物配布先を多数確保 ● 外国人に特化したマーケティング実績・知見 ● 在留外国人(ターゲット層)増加と対象層を取り込む企業ニーズの増加 ● 訪日観光客の増加、消費から経験へ海外旅行目的の変化 ■補足情報 人員不足(特に若手・セールス社員)を解消し、知名度・ブランド力を最大限活用できる基盤を整え、人口減少の日本社会において、在留外国人および訪日観光客の急増によってターゲット層が増加する稀有な市場機会を取り込み、売上の伸長とサービスラインナップの拡充を図りたいと考えています。 従業員は在日外国人が多いですが日本語・英語どちらも問題ありません。 |
業種 | その他の生活関連サービス・娯楽 |
譲渡希望金額 | 5,000万円〜7,500万円 |
希望金額の根拠 | 対象会社のブランド・知名度を加味した希望売却価格(値段交渉可能) |
経営者続投 | はい |
事業形態 | - |
所在地 | 東京都 |
設立年 | - |
従業員数 | 10人以下 |
譲渡資産 | 設備,営業権・FC,ノウハウ,ウェブサイト・アプリ,SNS/ECアカウント(譲渡可能な旨を運営会社に確認済み) |
M&A交渉対象 | 法人、M&A専門家、個人(会社代表・役員)、個人(会社員・自営業等) |
自走可能 | はい |
重視する点 | 時期 |
譲渡理由 | 後継者不足のため(事業承継) 現CEOが高齢のため、対象会社のブランド・知名度やプラットフォームを活用し、シナジー創出を図れる協力的パートナーを希望 |
専門家 | 専門家による代理掲載案件 |
財務概要 | 売上高 2,500万円〜5,000万円 営業利益 赤字 減価償却費 なし 役員報酬総額 0円〜500万円 現預金残高 0円〜500万円 有利子負債 1,000万円〜2,500万円 純資産 債務超過 |
評価 | B- |
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コメント | (良い点) 日本在住外国人向けの総合生活情報フリーマガジン(創刊30年)発行会社の会社譲渡案件。フリーマガジン:四半期に一度3万部発行、東京中心に配布先1,000か所、オンライン定期読者:約6万人(平均150,000PV)、Facebookフォロワー:約2.3万人、ツイッターフォロワー:約2.2万人、インスタグラムフォロワー:約1.2万人とリーチ先が豊富な点は魅力的だ。こうしたリーチ先を上手く活用して利益に繋げられれば、事業拡大のイメージも湧いてきそうだ。 (注意点) 減価償却費がなく、役員報酬総額も比較的少額な中で営業赤字かつ債務超過となっている点は気になるところだ。経営状況の厳しさが伺える。取得後の黒字化を見通せるかどうかが初期的な検討ポイントになりそうだ。その他については、現時点では案件検討推進上の大きな懸念点はない印象。 本件は専門家による代理掲載案件なので、成約時等に取得費とは別に専門家へ報酬の支払いが発生するだろう。 (譲渡価格) オンライン定期購読者などの無形資産をうまく活用して売上に繋げられそうなポテンシャルは感じるものの、現状の財務情報から考えると譲渡希望金額の5,000万円〜7,500万円はかなり割高な印象だ。 (取得後の経営) 「現CEOが高齢のため、対象会社のブランド・知名度やプラットフォームを活用し、シナジー創出を図れる協力的パートナーを希望」とあることから、副業や兼業での取り組みは難しいと思われる。しっかりと対象会社の経営に関わるような熱意やコミットメントが必要と思われる。 (全体評価) 事業内容や会員数の多さなどに潜在的な成長可能性を感じるものの、その無形資産を活かす難易度は比較的高い印象。取り組みの敷居は高そうだが、成長イメージがわくようであれば良い案件となり得るかもしれない。ただ、現状の財務状態を考えると、やはり譲渡希望金額の割高感が拭えない印象だ。いずれにしても、興味関心のある業種やエリアであれば、まずは実名開示依頼をして追加の資料情報を取得しつつ、検討を進めてみて欲しい。 |
※1
この評価は、対象会社や事業、もしくはその関係者の評価を表すものではなく、公開されている限定的な情報をもとに株式会社Shylphが独自に判断するM&A案件としての評価です。案件への取り組みやすさや、取得後の経営の難易度等を総合的に判断して評価をつけていますが、案件成約を保証するものではなく、最終的にはご自身の判断で案件をご検討いただくことを前提としています。
※2
公開された限定的な情報をもとに株式会社Shylphが独自に判断しコメントしたものであり、その内容の正確性、真実性、網羅性等を担保するものではありません。
評価基準の明記
A:懸念点無し、すぐに案件検討進めるべき
B+:ほぼ懸念点無し、1〜2点確認して案件検討を進めるべき
B-:懸念点有り、懸念点を確認しつつ案件検討を進めるべき
C:多数の懸念点あり、多くの懸念点があり慎重に案件検討を進めるべき
D:案件検討しない方がよい、またはM&Aの案件ではない
No.240118
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株式会社Shylph(シルフ)では、個人M&Aの買い手に特化した伴走支援【M&Acompass】を提供しています。M&Acompassは、これまでM&Aの専門家のサポートが十分に届いていなかった個人の買い手向けの伴走支援であり、成約を目指すための戦略立案・案件探しといった初期的な工程からクロージングまでを支援するサービスです。
後継者不在などで事業承継の問題を抱えている企業や事業の譲受や引き継ぎに関するサポート体制も万全です。2023年からサービスを本格的に提供し始め、現在、入会者および成約者も増加中!!